2008年11月18日
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EPS計算、IASB/FASB草案受け審議開始
ASBJ 1株当たり利益専門委でコメント対応へ
企業会計基準委員会(ASBJ)は10月29日、第1回「1株当たり利益(EPS)」専門委員会を開催した。米国財務会計基準審議会(FASB)と国際会計基準審議会(IASB)が8月7日、コンバージェンスに向けた短期的対応に基づき共同公表した「EPS」の計算に関する改訂草案」を受けたもので、今後の対応を審議することになる。ASBJのプロジェクト計画表(9月19日公表)では、IASB(FASBとのMOU以外)での検討に関連する中長期プロジェクト項目として位置づけている。
IASBとFASBの改訂草案は、EPS計算の簡素化を目的に両基準間の差異調整、EPS計算における分母の改正等を予定している。
専門委員会では同草案の内容を確認し、12月5日が期限となるコメント対応を図る。その後、日本の基準改訂に向けた審議を続ける方向。
(以上参考;週刊「経営財務」第2893号)
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