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M&Aニュース

                                               2009年10月30日
 



  
  倒産件数が4年ぶり減少、1.6%減の7,736件
           
 

  09年上半期 上場企業倒産は5件




 (株)東京商工リサーチは10月8日、「2009年度上半期(4−9月)全国企業倒産状況」を公表した。これによると、倒産件数(負債額1,000万円以上)は7,736件(前年同期比1.6%減)、負債総額は2兆5,029億3,400万円(同71.0%減)。負債100億円以上の大型倒産については37件(同38.3%減)、上場企業の倒産は5件であった(前年同期は17件)。

◆ 負債総額も3年ぶり減少、前年比7割減


 倒産件数は、前年同期比で127件(1.6%)の減少。年度上半期としては4年ぶりに前年を下回り、年度上半期では戦後19番目の水準となる。
 負債総額については、前年同期比で6兆1,531億5,500万円(71.0%)の減少となった。年度上半期としては3年ぶりに前年を下回り、戦後20番目の規模となる。大幅に減少した要因としては、前年同期が歴代2番目の大型倒産であるリーマン・ブラザーズ証券(株)と関連3社の倒産(4社負債合計4兆6,957億円)により年度上半期で戦後2番目の負債規模であったため、その反動が大きく表れたことが挙げられる。


◆ 10産業のうち7産業で倒産件数が減少


 産業別で最も倒産件数が減少したのは、農林・漁・鉱業で21.4%(42→33件)。以下、建設業11.6%減(1,091→1,044件)、小売業6.5.%減(890→832件)、金融・保険業6.3%減(890→832件)、金融・保険業6.3%減(47→44件)、卸売業4.3%減(1,091→1,044件)、運輸業1.9%減(302→296件)、不動産業1.3%減(297→293件)と続く。
 一方、最も増加した産業は製造業で、13.0%増(1,424→1,289件。以下、サービス業他7.4%増(1,424→1,530件)、情報通信業6.8%増(277→296件)と続く。




(以上参考;週刊「経営財務」第2940号)
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